語彙力アップのために

辞書の森を散策して語彙力をアップ!

辞書には様々な情報が載っている。

どうせ辞書を引くのなら、少しだけ余分に時間を使って語彙力アップを目指そう。

あなたにとって大変有益な情報が見つかるかも知れない。

では、目を向けるべき情報を具体的に見ていこう。

(1)派生語に目を向ける

重要な単語には派生語を載せてくれている場合が多い。

その情報に一度、目を通す(と同時に発音しておく)と語彙力が自然に増加する。

例えば、動詞<imagine>を引くと、派生語として

<(名)imagination><(形)imaginary/ imaginative>

が載っているだろう。

これらの語に後述する「接頭辞・接尾辞」などの知識も利用しながら頭の中でリンクを張るのだ。

(2)同意語・反意語を見る

語義の直後に同意語や反意語を書いてくれている場合がある。

例えば、

<grumble>を引いて同意語<complain>に、

<passive>を引いて反意語<active>に

出会った場合、それらをセットにして覚える(=リンクを張る)のが大変役に立つ。

別々に覚えると両者がつながらない場合がある。

(3)類義語情報に目を通す

「類義語」という欄を設けている辞書が多い。

この情報のおかげで、例えば、<occupation(職業)>の仲間には

<profession><business><vocation><career>

などがあることを1度に知ることができる。

類義語情報を読むと意味の似た複数の語をまとめて覚えることができる

と同時に、

それぞれの語の意味が少しずつ異なることが分かり、

その知識が使い分けにつながる。

(4)接頭辞・接尾辞に興味を持つ

接頭辞・接尾辞を知っていると応用が利くので、自分のレベルに合ったものから覚えるとよい。

例えば、<in->が否定を表す接頭辞、<-able>が「~できる」という意味を表す接尾辞であることはみなさんご存知だと思う。

この知識があり<imitate:模倣する>が自分の語彙の中にあれば、<inimitable>の意味は容易に推理できるはずだ。

(5)語源情報に目を通す

最後に語源情報に目を向けてみよう。

最近の辞書の多くは、それぞれ工夫を凝らして学習者に分かりやすく語源を説明してくれているものがある。

語源に関する知識はその単語の基本的なイメージを理解し、未知の単語の意味を類推するのに役に立つ。

動詞<reveal:(隠されていた物事)を明らかにする>が「ベールをはぐ」を語源とする、

などはその良い例と言える。

リンクによる芋づる式記憶法

上記の情報に共通するキー・ワードは「リンク」だ。

単語・成句間にリンクを貼る(関連付けを行う)ことによって、まとまった情報として記憶するのだ。

高校生を教えていた時のことだ。

ある優秀な生徒に<foolish>の類義語を2つあげるように求めた。

しかし、知っているはずの類義語がどうしても出てこない。

そこで、綴りを書いてやると、途端に「ああ、知っている!」という表情になった。

この生徒は個別に知っている<foolish><stupid><silly>間に関連付けができていなかったのだ。

1度関連付けができるとその中の1つが出てきた時に他の関連する語も浮かんでくるようになる。

これを「芋づる式記憶法」と呼ぶ。

 お問い合わせはこちら

ぜひお読み下さい

1
英語の実力をつけるためのアドバイス

保護者の方へ 見かけ上の成績優秀者は実力無き優等生です。 表面的によい成績(90 ...

2
有名私立中学受験生へのアドバイス

入学後の成功は「英語」で決まる! 有名私立中学受験を考えている方は多いと思います ...

3
大学受験のための「英検準1級」取得に関するアドバイス

先日、英検準1級に関する問い合わせをいただきました。 某国立大学の獣医学部におい ...