most vs. almost|「ほとんどの」の正しい使い方

中学&高校英語・大学受験

大学入試問題、特にセンター試験、ならびに模試において頻出の語法ポイントの1つは、《most》の使い方と混同してしまう可能性が高い《almost》の正しい使い方です。

実際,過去にセンター試験に複数回出題されていますし,センター試験の練習問題をやっていると何回も出てくるポイントのはずです。

かつての教え子で東北大学の医学部に進学した生徒は、このポイントだけを間違えて満点を取り損ねたと悔しがっていたことを今でも思い出します。

みなさんはそのような悔しい思いをしないで済むようにこの機会にしっかりと学んでください。

most

「ほとんど」を意味する《almost》の語法ポイント

◆「ほとんどの人」を英語で表すと?

most people, almost all people と表現します。

almost people は不可です。

almost everyone は正しいです。(その理由は下で説明します。)

◆「その(=限定されている)生徒たちのほとんど」を英語で表すと?

most of the students, almost all [the] students です。

almost the students は不可です。

理由は,

『almost は副詞なので名詞を直接修飾することはできない』

ということです。

しかし,almost を「ほとんど」という訳語で覚えて,品詞を意識して勉強する機会がないために、受験生だけでなく日本人の多くが上記の間違いを経験しているのが実情です。

名詞に対して使える場合は,

every, all, any, no を間に挟んだ時と

あるいは、

everythingなど、every-, any-, no- を使った代名詞だけ

と理解しましょう。

これには almost everyone のような表現も含まれます。

それでは《almost》のいろいろな使用例を見ていきましょう。

【使用例】

Almost all the students failed the test. It seems my lectures just went in one ear and out the other.
ほとんどの学生が落第点を取った。どうやら私の講義はまるで頭に残らなかったようだ。

Almost all of her time is taken up by caring for her children.
彼女の一日のほとんどの時間は育児に割かれる。

My brother really digs Japanese food. He goes to a Japanese restaurant almost every week.
兄は日本料理がすごく気に入っていて、ほぼ毎週、日本料理店へ食べに行く。

Almost everyone wanted to go to Hokkaido, but he bulldozed them into agreeing to go to Kyushu instead.
ほとんどの人が北海道に行きたがったのだが、彼のゴリ押しで旅行は九州に行くことに決まった。

City people have almost no opportunity to commune with nature.
都会人は自然に親しむ機会がほとんどない。

Our company has done almost nothing about protecting its computers from viruses.
うちの会社はウイルス対策をほとんどしていない。

There’s little percentage in trying to find a good job now. There are almost none.
今はいい就職先が見つかる見込みはあまりないよ。そんな求人,ほとんどないんだから。

His experience plus his skill in foreign languages proved to be an open sesame to almost any job he desired.
彼の経験プラス堪能な外国語は,結局,強力な武器となり,彼が望めばほとんどどんな仕事にも就くことができた。

You can look up almost anything on the Internet.
インターネットを使えばたいていのことは調べられる。

《almost》は副詞だということを意識する!

いかがですか?

上記の使用例で《almost》の使い方の特徴が理解できたでしょうか。

《most》は形容詞なので直接名詞に付けることができますが、《almost》は副詞なので名詞との間に何か必要になるのですが、その何かとは何か。

そこがポイントですね。

コメント

  1. […] 『most vs. almost|「ほとんどの」の正しい使い方』の場合と同様のことが当てはまります。 […]

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