大学入学共通テスト「新英語テスト」について

   

2018年度の新高校1年生から適応される入試改革について

◎2020年度からの新テストは何が変わる?

大学入試センター試験が、2019年度(2020年1月)の実施を最後に廃止され、2020年度(21年1月)から新しい共通テスト「大学入学共通テスト」に移行。

文部科学省は国語と数学に記述式問題を導入する方針。

英語は4年の移行期間(2020~2023年)を経て共通テストでの実施を取りやめ、2024年度からは国が認定した民間試験に一本化する方針。

◎英語のテストはどうなる?

① 従来の「読む・聞く」から「読む・聞く・話す・書く」の4技能を測るのを目的として、英検などの民間試験(外部試験)が導入される。

② 受験生は、文科省が認定した民間試験を高校3年の4~12月に2回まで受験できる。

※言い換えると、2回しか受けられないということ。

※対象となる4技能英語検定には、英検やTOEFL iBTなどがあります。

③ 民間試験の成績は素点と、国際的指標の「CEFR」(セファール:下記参照)に基づく、初心者の「A1」からネーティブに近い「C2」までの6段階の評価が大学側に送られる。

④ 移行期間の2023年度までは、受験生の混乱を避けるため「読む・聞く」だけを測るマークシート式テストも併用される。

⑤ 国立大学協会は、2024年度に民間試験に一本化されるまでの4年間、現行のマークシート式試験と民間試験の両方を受験生に課す方針を決定。これにより国立大学受験生は英語テストが2種類必須となった。(2017年11月現在)

※受験生にとって負担増しとなることが懸念されます。

⑥ 東京大学は2018年3月10日、2020年度に始まる大学入学共通テストで導入される英語の民間資格・検定試験について、成績の提供は受けるものの、合否判定に使わない方針を明らかにした。したがって、この方針に変更がなければ、これまでのように23年度まで併せて実施されるマークシート式試験と2次試験の成績で合否が判定される。

※この東大の決定が他の大学に影響を及ぼす可能性があります。

☆「CEFR」(セファール)とは?

CEFR(セファール)とは、「Common European Framework of Reference for Languages」の略称で、外国語を学習する人の語学レベルを示す指標として欧米ヨーロッパを中心に広く使われている国際標準規格です。

レベルは A1、A2 、B1、B2、C1、最高レベルのC2に分けられています。CEFRは6段階ですが、実際は日本の中高生はA1・A2という一番下の2レベルに集中し、上位の生徒がB1・B2レベルに一部いるだけというデータが出ています。

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